
障害者福祉の現場に人が来ないといわれて久しくなりました。職員募集の説明会を開いても障害関係の希望者はチラホラ。われわれに届くかぜの便りは「障害者施設の職員になったら結婚できない」「一人暮らしも出来ない」「人間関係が厳しくつらい職場」と語られているという噂話ばかり。そんな中ですが、昨日福祉関係の学部のある京都のある大学にお邪魔しました。福祉就職志望者特別セミナーで学生さんと面談しました。私たちのブースにも予想を超える学生さんが来てくれました。先の噂話に躊躇しましたが、話してみると皆真剣そのものです。単なる「メシの種」としての就職ではなく自分自身の願いを持ち率直に障害関係職場で働きたいという声をたくさん聞かせていただきました。私たちがこういう学生さんにたどり着く努力をしていなかっただけではないのか。また、一旦結びついても学生のニーズを満たせない職場状況でとどまっているのではないか。これからの福祉現場を担う人材が広がり福祉の前進が築かれることを願わざる終えません。また、当事者、家族、関係者が広く手を携え頑張れる「たけのこ」を目指して行きたいと思います。


三島の郷分場としてスタートして2年が経過しました。そして今年障害者自立支援法における生活介護事業への移行を行いました。たけのこの無認可時代の16年と三島の郷分場としての2年、あわせて18年で培ってきたものを守り利用者主体の運営・実践を深め実現を目指す1年がはじまります。
<重点課題>
1.利用者の実態、願いに即し支援内容を充実させていきます。
2.利用者が安心して、落ち着いて過ごせる環境整備を行います。
3.地域に根ざした生活介護事業の事業所として活動していきます。
<利用者支援計画>
①個別支援計画の充実。利用者の意向を踏まえ個別支援計画を作成し家族と連携をとり実践していきます。
家族との定期懇談を年2回行い、支援計画及び内容の充実を行います。
②日中活動
実態に即した新しい作業内容を検討し目指します。これまでの作業内容アルミ缶リサイクル、軽作業、および畑作業を中心にし随時体を動かすことを意識した散歩、感性を生かした創作活動を実施していきます。内容の検討を随時行います。
③食事の提供。三島の郷から専用車両を使用し運搬し、充実した給食を提供します。
④基本的生活習慣の確立。更衣・排泄・歯磨き等利用者の状況に応じて適切な支援を行います。健康管理は定期の体重測定、年1回の歯磨き講習・健康診断を行います。そのほか個々の状況により支援していきます。また皮膚科・眼科・耳鼻科受診など実施していきます。
⑤社会参加活動。個別支援計画に基づき社会参加を深める取り組みとして喫茶外出、調理実習、社会見学等取り組みを行います。また、プロセスを重視し要求を実現する経験を保障する取組みを実施していきます。
⑥相談。人間関係や金銭管理など相談業務を行います
⑦送迎。車両移送が必要な方へは車両での送迎を実施。更に社会参加促進から市バス利用希望者への添乗支援を行います。
<地域福祉計画>
1.たけのこ通をたけのこを支える会と協力し発行し年4回配布を行っていきます。
2.ボランティア確保に向けた取り組みを進めていきます
<民主的管理運営計画>
サービス管理責任者を中心に支援員の専門性や力量を高めるため、研修等を実施します。
1.職員間の意思疎通、共通認識の確立に連携を強めます。
2.ケース記録等を活用し各関係機関とも連携しケース会議等を開催していきます。
<施設整備計画>施設整備補助金の取得研究をします。中長期の整備計画の素案を作成します。

わたしたち障害福祉サービス事業を営む事業所「たけのこ」は以下のことを目指します。
- どんなに重い障害があっても「働きたい」「生き生きした生活をおくりたい」という利用者の要求を大切にします。
- 労働を軸に利用者の人権を尊重し、実践をします。
- 利用者の要求や保護者・関係者の願いを反映し地域に根ざした運営をおこないます。

たけのこのこれまでの歩みについてご紹介します。
1989年:たけのこ障害者共同作業所をつくる会が発足
1990年:開所(利用者10名、職員2名)
2001年:分場施設開設に向けて準備を始める
2004年:競輪・日本自転車振興会に補助申請
2005年:競輪・日本自転車振興会にて補助決定
2006年:3月 三島の郷分場たけのことして現在の場所でスタート
2008年:4月 障害者自立支援法における新体系に移行し「たけのこ」としてスタート
大まかな歴史ですが20年近くの当事者、家族、関係者の想いがここに存在します。

大阪福祉事業財団たけのこのブログを開設いたしました。たけのこは障害者自立支援法における障害福祉サービス事業を行う事業所です。これから随時情報提供が出来たらと考えています。